少しだけつぶやきます！

ああーーーーーーホンマに難儀な事言う人達や！
大将、アメーラトマトソースつけ麺食べたい。
冷たいやつ。
野菜は、水で晒した玉葱だけでええ。



へーい。

蒸し豚の胡瓜添えが食べたい。



へーい。



鰻の蒲焼き半尾食べたい。

おーーーーい、うちの店は、鰻屋と違うで。
そんなもんあるかい。





あった。

勘弁して欲しいわ。
うちの店は、中国料理店やで！

疲れた。

そやけどなんだすな。
ホンマに無茶を言う人だす。
人の賄いを強奪するわ、メニューを全く見ない。
７年間でたったの３度だけ。
後は、お任せ料理に無理難題料理のオンパレード。

それに応えるわてもどうかしてますわな。

このお二人だけじゃなく、３０組程難儀でおますわ。
大概お任せ。
わての気が休まる時がおまへんわ。

営業が終わり、深夜の仕込みが始まる原因は、これだす。

まぁーお客様とわての信頼関係が構築されているからでしょうな。
わて等の仕事は、お客様が粋やとこちらも粋に成りますわな。
お任せを言わはるお客様、一切、それなんぼと聞かはれへん。
そんなもん当たり前の事だすな。
それをしたら粋じゃおまへんわな。

わても粋に成りますわな。
そんなべらぼうな金額請求しまへん。
粋な価格でおますわ。
それが粋と言うもんだす。

それで信用でけへんやったらお任せを注文せえへんかったらええ事ですわな。
ちゃんとしたグランドメニューが存在する訳やからね。

わても深夜の仕込みが減るだけやからね。

出来る事ならば、営業中に全ての仕込みを終えたいわ。
これが本音だす。

お客様がわてを信用して下さるから、大概の無理難題にもお応えしてます。
そうすると、わての睡眠が削られるのだす。
それでもやりがいがあるからするだけの事でおますわ。

単純明快にね。

ちょいとだけつぶやきました。

頑張りますな。

親爺のつぶやきでおました。